【チャレンジ☆】 苺と生クリームの簡単デコレーションケーキ

 

メリークリスマス!

皆さんは今年どんなクリスマスをお過ごしでしたか?

私はというと、Twitter でも呟いていた通り、Xmasケーキを作っていました。ブッシュドノエルが定番ですが、今回はXmas以外にも使える苺のケーキです。

炊飯器でスポンジを焼くところから作ってみたので、材料や作り方を簡単にまとめたいと思います。

あくまで自己流なので、参考程度に読んでみて下さい。

 


今回の作り方は、共立て法のマイレシピ「●炊飯器でジェノワーズのスポンジケーキ●」の応用です。

油脂を一切加えていないので、バターを加える行程以外は基本的に同じです。

今回レシピを参考にされる方は、「炊飯器ジェノワーズ詳細補足メモ」と「炊飯器レシピ全般補足メモ」を必ず一読してから作って下さい。

自己流で作ったり、材料変更や配合の割合などを変えてしまうと、思わぬ事故に繋がる場合があります。初めて作る人は特に注意して下さい。

また、別立て法で作る場合は、マイレシピの●炊飯器で簡単☆ふんわりスポンジケーキ●を参照して下さい。

 


それではまず、材料から! (^^)/

●苺と生クリームの簡単手作りケーキ●

【スポンジ材料】5合炊きの場合

※5合炊き以外で作る場合は炊飯器レシピ全般補足メモを確認してください。

  • 卵(Lサイズ): 4個
  • 砂糖: 100g
  • 小麦粉(薄力粉) or 米粉: 100g

【デコレーションの材料】

  • 苺: 1パック(250~300g程度)
  • バナナ(中サイズ): 2本(正味200g程度)
  • 生クリーム: 2パック(400cc)
  • 苺ジャム(あれば): 大さじ2杯程度

 (無ければ30g程度の砂糖で代用可)

【材料や作り方などの補足】

  • 3合炊き炊飯器の場合は2回炊飯で焼くか、材料半分で作って下さい
  • ケーキモードがある場合は、ケーキモードで焼いて下さい
  • 泡立てに使用するボールはなるべくガラス製にして下さい
  • 自力で泡立てができる人もごく稀にいますが、ハンドミキサー推奨
  • 初心者の方には、ダマになりにくい米粉がおすすめです
  • 泡立ちに影響するため、卵はなるべく新鮮なものを使用して下さい
  • 粉を80gにして純ココアを20g加えると、チョコスポンジにもできます
  • 生クリームは脂肪分35%程度の動物性のものがおすすめ
  • 苺はなるべく小ぶりで、形の整ったものがおすすめ
  • バナナは2日程追熟したものが今回のケーキには最適です

少し青いものを2日前に購入しておくか、程よく熟したものを当日購入して使用して下さい。果物はアレンジOKです。

(酸味のある果物と甘味のある果物の両方を選ぶようにすると、味のバランスがとりやすくなります)

【スポンジの前準備】

  • 粉と砂糖の分量を計量しておきます
  • 小麦粉の場合はふるいにかけます
  • 最初に湯煎をするので、卵は常温に戻さなくてもOKです
  • 使用するボール、泡だて器、ゴムベラなどは綺麗に洗い、水気をよく拭き取っておきます

 

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1.準備ができたら、卵を泡立てます

卵をボールに割り入れ、スイッチを入れる前にハンドミキサーの先端部分でかるく混ぜます。混ぜながら湯煎で人肌くらいの温度まで温めて、火をすぐに止めます。

(湯煎するときはティッシュを鍋とボールの間に入れると傷つき防止になります。)

湯煎は基本的に最初だけです。粉を加える頃までに常温まで温度が下がっていないと、粉を加えたときに気泡が壊れやすくなるので注意して下さい。

砂糖を加えながら基本低速で泡立てて、最終的に垂らした跡が残るくらいまで泡立てばOKなのですが、泡立て具合によって仕上がりの食感を変えることができます。

きめ細かく軟らかい食感にしたい場合は緩やかな跡が少し残って消える程度に、シフォンケーキのようなしっかりした食感にしたい場合は、跡がうっすら残るまで泡立てます。

ジェノワーズのスポンジケーキにある画像と同程度まで泡立てた場合は、若干軟らかめになります。)

※底の生地は泡立ちが弱くなる傾向があるので、必ずよく混ぜてから固さをチェックして下さい。

最近のスポンジケーキはしっとりしていて軟らかいものがブームのため、一般的には泡立てすぎ=失敗という認識がありますが、必ずしもそうではないと私は考えています。

しっかりめに泡立てて作ったスポンジにも魅力があるので、作る人が選択すれば良いのかなと思います。

(私は一口食べたときに、クリーム・スポンジ・果物の食感に差があって、嚙むごとに口の中で溶け合っていくような感じが好きなので、今回はしっかりめに泡立てています。)

 

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2.粉を少しずつ加えて混ぜます

粉類を加えながら切るように手早く混ぜ合わせます。

慣れていない場合は他の人に入れてもらうと、楽に混ぜることができます。

混ぜ過ぎはNGですが、ダマがある程度なくなるまではしっかりよく混ぜるようにして下さい。

ボールの底や壁面に粉が溜まりやすいので、満遍なく。

 

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4.お釜に注いで焼き上げます

大きな気泡が入らないように、お釜に生地を注ぐときは少し高い位置からゆっくりと注ぎます。

その後30cm程の高さから数回下に落として、生地の中の空気を抜きます。

終わったらセットして、すぐに炊飯ボタンを押し、焼き上げます。

ちなみに今回はこちらの炊飯器のケーキモードを使用しています。焼き時間は45分。

※炊飯器によって最適なモードや時間が異なるため、取扱説明書を必ずよく読んでから焼いて下さい。

串を中心に刺してみて、生の生地がついてこなければ焼き上がりのサインです。(生っぽい場合は続けて追加加熱をして下さい。)

焼き縮みを防ぐため、取り出したらもう1回下に落として空気を抜きます。

そのあと側面を一周よく叩いてから、ラップを敷いた平な場所に反します。

(出てこないときはお釜の中でスポンジ全体が動くくらいまで叩くようにすると、出しやすくなります。)

取り出したら、温かいうちにラップでピッタリ包んで、冷蔵庫で寝かせます。

乾燥しやすいため、絶対に放置しないようにして下さい。

 


スポンジが完成したら、デコレーション作業へ♪ (^^)/

【デコレーション準備】

・苺を使用する場合

ヘタ付のままザルに入れてよく振り洗いをした後、水を張ったボールに移して5分程度浸けておきます。

それを2~3回繰り返したらヘタを取り、再度振り洗いをします。

(少々面倒ですが、細かいゴミや農薬が落ちやすくなるので、是非やってみて下さい。)

終わったら水気をよく拭き取り、約半量を縦半分に切っておきます。

・バナナを使用する場合

農薬が気になる人は、茎側1cm程度を取り除いてから使用するのがおすすめです。

0.8mm程度の厚さに切り、変色が気になる人は、分量外のレモン汁を少量かけて馴染ませてください。

 

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5.生クリームを泡立てます

泡立てるときは、必ず下に氷水の入ったボールを重ねて下さい。

氷が無い場合は、冷凍した保冷剤で代用できます。氷水が中に入らないように注意。

(※底は泡立ちが弱くなる傾向があるので、よく混ぜて固さをチェックします。)

砂糖でも美味しいのですが、今回は有機苺ジャムを使用しています。

ジャムを使用すると、砂糖にはない奥行きのある甘味と香りが付き、ペクチンの作用で泡立て時間も大幅に短縮できます。

泡立てが大変だなと感じている人は是非試してみて下さい。

(他の果物で作る場合は、果物に合わせて他のジャムに変えてもOK。)

 

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6.スポンジを3枚に切り、間にクリームと果物を入れます

今回は3枚にしましたが、クリームや果物の量を調節して2枚や4枚にしてもOKです。

切るときは、外側に浅く一周切り込みを入れた後、中心に向かって少しずつ切っていくと綺麗に切れます。

今回、下段はクリーム→半分に切った苺→クリームの順で重ねて、上段はクリーム→バナナ→クリームの順で作りました。

 

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7.全体をデコレーションします

デコレーションの方法は特に決まりがないので、基本的に自由です。

今回は全体的にクリームを塗った後に、上面の端とケーキの足元部分にクリームを一周ずつ絞っています。

この方法はケーキを取り分ける際に足元のクリームが崩れがちにはなりますが、比較的全体が綺麗に見えやすい方法です。

パッと見たときに中間よりも端や先端に目線が向きやすいため、その部分を意識して飾るようにすると、他の部分はそれなりでも比較的上手くカバーすることができます。

デコレーションに苦手意識のある方は是非参考にしてみて下さい。

 

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8.苺をのせて、クリームを隙間に絞ったら完成

苺は中心に集めるように敷き詰めると、見栄えがアップします。

足りなくなって隙間ができた場合は、クリームを間に絞ると、ある程度カバーできます。

今回は粉糖をかけませんでしたが、あれば食べる直前にかけて下さい。

その他の飾りもお好みで。

完成後すぐに食べられますが、冷蔵庫で半日寝かせるとスポンジがよりしっとりして美味しくなります。

 

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今回はざっくり切ってもらったので見た目が少々悪いですが、実は切るときにコツがあります。

  • 切る前に十分に冷やしておく
  • 包丁は必ず事前によく研いでおく
  • 包丁をコンロで炙ってから切る(またはお湯に浸けて温めてから水気をよく拭いて切る)
  • 包丁についたらその都度よく拭き取って、また温めてから切る
  • 包丁はできるだけ縦に小刻みに動かすようにして切る
  • 切るのが難しそうな果物は別皿に取り出してから個別に切る

↑ まとめるとだいたいこんな感じです。

スポンジの断面と包丁の隙間にクリームが入ってしまうと見た目が悪くなってしまうため、できるだけ包丁を両方の断面に密着させた状態で小刻みに切るのがポイントです。

コツが掴めるまでは難しいですが、綺麗に切れると気持ちが良いですよね。

今年も「お店のケーキみたい!」と言っていただけたので、手作りして良かったなと思っています。

派手さはあまり無いですが、一口食べたときの感動はやはり大きいです。

 


お店で買った方が美味しいという話をよく耳にしますが、手作りでしか出せない美味しさもあります。

スポンジのちょっとした食感の違いや、軽やかで口溶けの良い滑らかなクリーム、フレッシュな果物の風味や食感 etc…。

食べる人の好みや季節に合わせてアレンジしやすく、添加物も少ないのがいいですよね。

市販品は、特別何か書かれていない場合は大抵何かしらの添加物が入っているものと私は考えています。

解凍ケーキであればなおさら使用せずに作ることは難しいです。

最近は無添加ケーキに拘っているお店も少しずつ増えてきましたが、まだまだ少なく、価格も高めの傾向があります。

安全で美味しいものを手ごろな値段で食べるなら、手作りがやっぱり一番かな。

作るには準備と多少のテクニックが必要なので、自分には無理と感じている人もいるかもしれませんが、炊飯器が使えると洗い物が少なく、意外と簡単に作ることができます。

オーブンを使わないのもメリット。

初めての場合は勇気がいるかと思いますが、炊飯器レシピ全般補足メモなども含めて、作る際の参考にしていただければ幸いです。

 

 

2024.2,4

さらに読みやすく更新しました

ネームプレートやキャンドルも手作りしたい場合はこちらも参考にしてください。

 

 

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