ドレアを作りたいけど色が決まらない
好きな装備なのに上手くまとまらない
どこを変えたら良いのかわからない
etc …
アストルティアで遊んでいると、度々ドレアの質問をされます。
私は学生の頃に培った美術やデザインのスキルがある程度あるので、直感ですぐわかるのですが、意外と苦手意識がある人の方が多いように感じます。
よくドレアをする人にとっては周知のことと思いますが、魅力的に見えるドレアには必ず理由があります。
その理由がわかれば自分のドレアにも応用ができます。
なので、
今回はドレアのちょっとしたコツをまとめてみようかなと思います。
あくまでも個人的な見解ですが、
行き詰まったときは是非参考にしてみて下さい。
●ターゲット
・誰に見せたいのかを考える
フレンド、チムメン、ルムメン、ファン、相方、相棒、不特定多数 etc …
誰に見せたいかによって、好まれるデザインがある程度決まります。
(自分の好きなものを作りたいだけの場合は、気にしなくてもOK。)
●イメージ
・見せたい相手を考えて方向性を決める
カジュアル、可愛い、綺麗、コンサバ、フェミニン、民族、パンク、ロック、ストリート、モード系 etc …
色々ありますが、しっかり決めることがまず大事です。
(自分の好きなものを作りたいだけの場合は、好きなものでOK。)
●色彩
・明度を考える
明度とは、色の明るさの度合。
白黒で例えるなら、白が最も明度が高く、黒が最も明度が低いです。
目をよく細めて見ると、色の明度が比較的認識しやすくなります。
わかりにくいときは写真を撮ってモノクロ加工をしてみて下さい。
設定している色の明度がよくわかるようになるかと思います。
・彩度を考える
彩度とは、色の鮮やかさの度合。
白や黒が混ざるほどくすんだ色になり、彩度は低くなります。
逆に、混ざらない色ほど彩度は高く、色が鮮やかになります。
彩度が高いと前面に出て見えます。
目立つドレアは広範囲に彩度の高い色を使っている場合が多い。
・色相を考える
色相とは、赤・青・黄・緑など、有彩色を色分けしたときの色の特質。
①は無彩色で、②は同一色相のため、縦で見たときの色相の違いは無し
③は黄青橙赤青の色相がぶつかり合う不同色相の集まり
異なる色相が隣接すると、色は強く見えます。
・色の比率を考える
彩度が高く強い色であっても、狭い部位に使うのであれば、良いアクセントカラーになります。
色が眩しいときは、彩度の低い色が広範囲になるように設定すると、落ち着いた印象になります。
・色の置き換えを考える
目立たせたいときは、近い明度で尚且つ彩度の高い色へ
例:
白系 しろはなだ → パール
黒系 しっこく → ミッドナイト
赤系 しゅいろ → マゼンタ
青系 ネイビー → ピュアブルー
緑系 あおりんご → レタス
遠い色相の組み合わせに変える
例:
黄と青紫 サンゴールドとパープル
赤と青緑 ブラッドとシーグリーン
青と赤橙 ブルーとしゅいろ
緑と赤紫 ビリジアンとマゼンタ
etc …
(落ち着かせたいときは上記の逆)
・色数を絞って雰囲気を統一する
一例として、上のサンプルも作ってみました。
色数はイメージに合わせて大きく4色に絞るのが鉄則です。
数が多すぎたり少なすぎたりすると、ごちゃごちゃして見えたり、物足りない印象になってしまいます。
使いたい配色を決めて、どこにどれだけ彩色するかを考えると、まとまりやすくなります。
決まらないときは、一番使いたい色を決めて、それに合うような3色を選んでみて下さい。
また、4つの色が上手くまとまらないときは、色味が近くなるように全体を調節すると良いです。
色相が違っていても、全体的な色味は近付けることができます。
(赤っぽい色味、黄色っぽい色味、緑色っぽい色味、紫っぽい色味 etc …)
サンプルを見ていただければ、それぞれに色味があって、
4色がまとまっている感じがお分かりいただけるかと思います。
ドレアの印象の半分は色で決まると言っても過言ではありません。
困ったときは、上記の配色も是非参考にしてみて下さい。
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