出典: レストランの味を実現、父も大絶賛「カジキのムニエル」
本日、ウーマンエキサイトコラムにて新しいレシピがアップされました☆
(詳しくは出典のリンク先を参照。父の日向けに執筆したレシピだったのですが、掲載日に変更があったため、部分的に少し修正が入っています。)
皆さんはカジキ料理に対して、どのような印象を持っていますか?
私が幼い頃に食べていたカジキ料理と言えば、母がよく作っていた香草パン粉焼きがお決まりでした。ニンニクのパンチのある香りとサクサクしたコクのあるパン粉が特徴的な一皿だったのですが、カジキの身は硬くパサついていた記憶があります‥。なので、カジキはきっとこういう物なのだと私は思っていました。パサパサするのは仕方のないことなのだと。。
ですが、カジキを自分で調理するようになってからは、イメージが大きく変わりました。ちょっとした下処理をしただけでしっとり滑らかな口当たりになり、大げさかもしれませんが食べたときに衝撃を受けたのです。
美味しく焼くポイントは、ちゃんと常温に戻すことと、水分を極力逃さずに焼くこと。常温に戻すことで、短時間加熱でも火が早く均一に入ります。最初に出ている水分のみをペーパーで拭き取り、下味と粉をつけたらすぐに焼くのが大切です。下味をつけると身から更に水分が出てきてしまうため、焼く直前がベスト。
また、カジキのムニエルは柑橘類を加えるだけで、かなりバランスのとれた味になります。主役は甘夏とカジキ。名脇役は旬のインゲンとパプリカ。全ての食材の味をまとめ上げるのが自家製タルタルソースです。
出典: レストランの味を実現、父も大絶賛「カジキのムニエル」
カジキに足りない要素と言えば、瑞々しさ、味、コク、弾けるような食感、香り、彩りです。
一方、甘夏にある要素と言えば、瑞々しさ、味(酸味、甘み、苦み)、上品な香り、弾けるような食感。
カジキと甘夏を足したとして他に足りない要素は、コク、味(塩気、辛味)、彩り、(食感) の主に3つです。
タルタルソースにある要素は、コク、味(塩気、辛味)。インゲンとパプリカは、彩り、食感。
一緒に添える食材にもそれぞれ意味があり、過不足無くバランスが取れるように考えています。食べ進めていったときに、なるべく全ての食材が同じタイミングで食べ終わるよう、味付けや分量にも工夫。食べる人の好みや癖によって多少個人差は出ると思いますが、そこは食べる人に合わせてその都度分量を加減していければいいのかなと思います。また、今回はナイフやフォークが苦手なお父さんでも食べやすいよう意識して作っています。
料理をしていると、色々なことを考えますねー‥。
もう過ぎてしまいましたが、このレシピを作ったのはまだ父の日前だったので、作りながら父のことも色々と考えていました。本人がさり気なくブログを読んでいると思うので、詳しくは書かないけどね(笑)。
最近は自分が老いていく姿を見るよりも、父が老いていく姿を見る方が、何だか心苦しいです。本人は仕方のないことだと笑いますが、私は若い頃の父の記憶が残っているので、やっぱりそう思ってしまいます。
本当は二人でお酒を呑んだりしたいのですが、私自身は恥ずかしくて未だにできていません。忙しかったり気持ちになかなか余裕が持てないということもあります。皆さんは日頃、お父さんと話や交流ができていますか?友達感覚で気軽に話せている人を見ると、私は何だか羨ましく感じてしまいます。親の威厳も大事ですが、話しやすさもやっぱり大事ですよね。もし私のようにちょっと難しいなと感じている人は、今回のレシピを是非参考にして頂ければと思います。私が言うのも難ですが、一緒にお酒と料理を楽しめれば、会話もきっと弾むと思うので‥。
好きなお酒が何となくわかるなら、その辺から少しずつ話してみるのも良いかもしれませんね。
照れや恥ずかしさはありますが、たまには一緒に。まったりと。^^
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