まずは目から
目は絵の中で最も重要な部分です。
他の部分をあまり描いていなくても、ここが決まると絵全体が一気に完成へと近付きます。
描き方は人それぞれですが、私はこんな感じで描いています。
自分の目もじっくり観察して、リアルに描くのが好きかな。
次はモノクル
金属は、艶があるカチッとした感じの質感を意識して塗ります。
境界線をぼかさずコントラストが強めになるように塗って、最後に光を入れるとそれっぽくなります。
次は首飾り
実際は反射していないのですが、周りの映り込みを描くことで金属感を出すことができます。
服に近い部分には服の色を、空が見えそうな部分は空と雲を想像で付け足して描いています。
赤い宝石の部分には、下にある金属が映りこんでいるように透明色も入れています。
腕輪も塗ります
上部には空の水色、中間部には服や海の濃青、下部には砂浜のクリーム色を意識して入れています。
左側は色の濃い透明エアブラシで薄い影を、右側は色の薄い透明エアブラシで淡い光を重ねています。
回り込んでいる側面にエアブラシの端が当たるようにして全体的に色を入れると、一気に奥行きが出ます。
細部が終わったら全体を仕上げます
横以外に上や後ろからも少し光が当たっているイメージを持つと、立体感を出しやすくなります。
完成!
色が変えられない部分を自分のイメージに合わせて変えてみたり、素材や形を自分で考えながら描いていくのが、イラストの面白いところかなと個人的には考えています。
そっくりに描くのもいいのですが、自分がイメージしている世界観を表現できれば、より楽しむことができると思います。
次は、動画編集とアップロードの裏技について。
3へ続きます。